天珠 ワンポイントコーナー 
この2つは、ガラスで出来た物です
左が3眼で、右が9眼です。
良く出来ています。とんぼ玉の様な
つくりをしています。
こちらははプラスチックで
出来ています。
持ち上げると軽いので
よく分かります。
同様な形をしていて、ヤクボーン
で出来ているものもあり、海外の
お土産等売っている一部のお店
では1万くらいで売っている事も
あるそうです。ヤクボーンはもう
少し長くて軽いです。石と石をぶ
つけた音も参考にしてください。
切り口は表面だけ
色が付いている様
な塗り方なので、
手に持ってよく見る
と解ると思います。
これは最近よく見られる様になった天珠?で、
芯の部分が樹脂あるいはガラスで、周りにメノウ
が「張って」あります。ですから、ルーペで見た時
には、赤メノウの様に見えます。もろく、芯にヒビ
が入りやすいので、ポッキリ折れてしまいます。
これも届く間に割れていました。厳重に梱包して
ありましたので、折れていたのはこれだけです。
見分けるのが非常に困難ですが、あまり柄付け
に手をかけていないものは書いた様な図柄にな
っていますので、選ぶ際によくご覧くださいませ。
本物の中に混ざっている様なので、販売してい
る側も気付かない事もあるかもしれません。
色は違いますが、切り口を見ると、つるんとして石らしくなく、焼き跡も、石目も見えません。手触りもつるつるしたカンジです。
これは天珠ではなくとんぼ玉の部類に
入って売ってます。でも、稀にプラス
チックだったりしますから、気を付け
てよく触って、感触と重さが決めてで
す。アジアンショップでトンボ玉コー
ナーで販売しているのをみました。
同じガラスで出来ているものでも瑠璃
ガラスと言うものがあります。それは
もっと高価で手法が違うものです。
右2点が瑠璃ガラスの天珠だと思われ
ます。
これは、石膏の様な素材に、すりガラス加工をしてある
のでは?と言う偽物です。切り口がいかにも、石膏の様
で真っ白ですね。
これが瑪瑙です。風化、瑪瑙質、重さ
切り口から見える焼いた状態、そんな
ところを確認する事で、他の素材と
見分けてください。
これは、ヤクボーンで出来てい
ます。写真では分かりにくいで
すが、実際にみると、削りが荒
く、でこぼこして、軽いです。切
り口も「塗った」と解るほど色が
濃く、つくりが雑です。
割れてしまった天珠です。
中まで、焼いて模様が入って
いる様子が解ります。
あえて、表現を変えさせて頂きました。
ガラスの天珠であっても、現地で大切に
されている事があるそうです。その人そ
れぞれ、素材よりも物に対する気持ちの
問題であると思いましたので、瑪瑙の天
珠とそれ以外の素材、と言う見分け方に
させて頂きました。
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