ご 紹 介 し た い 石 達 14
アンバー(琥珀)
松柏科植物の樹脂が化石化したものです。
鉱物とは違うのですが、アクセサリー等に使われたり、
半貴石を扱うお店で売っているので石のページで
ご紹介します♪

色は黄色が一番知られていますが、他にも、赤や褐色、緑、青等
があります。赤は血珀等と呼ばれています。

成因上、インクリュージョンに虫や植物の破片などがある
ものがあります。
比重がとても軽いため、海水に浮き、海岸で採取されるものを
シーアンバーと言い、陸中で採取されるものをピットアンバー
と呼んでいる様です。

150度で軟化し、250度〜300度で溶解します。
小片材料を加熱溶解して固めたものは、アンブロイド、
またはアンブレイドと呼ばれる様です。
左から、赤、黄色、乳白色のアンバーです。
とても深い緑のアンバー(左)と虎琥珀と呼ばれて
数珠などに使われているアンバー(右)です。
虎琥珀は数珠などに使われている以外はなかなか
お目にかからないです。緑のはもっと珍しいです。
(緑は2+1さんで以前に購入)
バルチックアンバー・加工リトアニア
2+1さんで販売中♪画像からリンクしてます
旧石器時代の頃にすでに装飾品や治療薬として使われて
いた、と言う記述があります。その他お守りとして
崇められたり、香として用いられたりと、長年各国で
いろいろな用途で使われた様ですね。

バルチックアンバーをリトアニアでインタリオ(裏削り)
した彫刻品は本当に美しく、いつか欲しい逸品です。
画像は2+1さんからお借りしました。是非ご覧ください!
また、深い緑のアンバーも以前2+1さんで購入したもの
です。

上にも書きましたが、安価なアンバーは溶解して固めた
ものもありますので、そうでないものをお探しの時は
ご購入の前に確認されると良いですね〜。ワタシなどには
ちょっと見ただけでは分からないです〜
これは、アンティークですね。
チャイナ企画さんで購入。
装飾品として長い一連になって
いたものの一部です。